日本の古代遺跡を楽しむ

古墳時代の遺跡記事一覧

7世紀前半に築造された全国でも珍しい八角形の古墳、八角墳です。全国でも15例ほどしか確認されていません。八角墳は、主に天皇陵に利用されている古墳です。稲荷塚古墳の被葬者は不明ですが、天皇に近い血縁者の可能性もあります。以下、左側が稲荷塚古墳の測量図で、きれいな八角形をしている事が分かります。右側が測量図に基づいた稲荷塚古墳の復元図です。墳丘の直系は34mです。左は、稲荷塚古墳の石室です。石室の床は...

日本の第12第天皇 景行天皇の墓。写真中の矢印と番号は以下の撮影方向を示している。景行天皇は、九州の熊襲(現在の南九州))などを平定するために、自ら軍隊を率いて討伐にあたった。景行天皇は、7年間もの間、九州に留まったためその居住地域を”京都郡(みやこぐん)”と呼んだ。現在も福岡県に地名が残る。息子は有名なヤマトタケル。ヤマトタケルは、景行天皇の平定後の九州で再び反乱がおこり、これを鎮圧。その後、関...

1350年前に築造された珍しい上円下方墳。位置は以下の通り、多摩川から一段高い立川段丘の縁にあります。多摩川周辺は、この立川段丘の縁沿いに多くの古墳群があります。きっと当時この位置からは、多摩川を一望できる見晴らしの良い場所だったのでしょうね。多摩川側からみると多くの古墳が整然並んでいたように見えたかもしれません。今は高い建物が林立しており当時の風景は見る影もありません。この古墳が築造された時期と...

日本の第10代天皇 崇神天皇陵。写真中の矢印と番号は以下の撮影方向を示している。日本書記、古事記には、崇神天皇の業績の記録があります。日本書記に記載されている、初代天皇の神武天皇から第9代までの天皇は、実在せず、この崇神天皇が本当の初代天皇であるとの説があります。実際の年代は不明ですが、3世紀後半から4世紀ごろの人物との説があります。初代天皇と言われる業績の一つが日本の広域を安定的に支配下に治めた...

AD600年頃に造られた横穴墓。穴の数は、219個あり、まさに、百穴。ホームページが移動しています。この記事はここから

茨城県にある全長56.5mの前方後円墳。AD620年頃の築造と推定されている。石室内は写真のような装飾壁画が描かれている。このような装飾壁画を持った古墳は、装飾古墳と呼ばれている。日本全国におよそ20万基以上の古墳がつくられたが装飾古墳はわずか660基程度と少ない。ホームページが移動しています。この記事はここから

八幡塚古墳。全長190m 全幅148m。1,500年前、AD500年頃の築造。築造時の姿に復元された前方後円墳。全国にある前方後円墳は約1,500年の歳月を経ており、多くが林に覆われた小山の状態となっている。しかし、築造当時はこの復元された古墳のように、葺石で覆われ、埴輪が並べられて祭祀儀礼が行われていた。以下は当時並べられていた埴輪を再現している。中央には、この古墳の被葬者と思われる王が座ってお...

龍角寺古墳群は、AD500年頃からAD700年頃に115基の古墳が築造された古墳群です。千葉県の印旛沼を望む岡の上に築造されています。古墳築造当時は、千葉県は11の有力豪族が大和朝廷より国造として任命されていました。この龍角寺古墳群は、その中の印波国造の一族のものと考えられています。大和朝廷との関係が深い、前方後円墳が多数含まれています。この地域は、大和朝廷が東北攻略の重要前線基地としても利用され...

全長278m、高さ30mの前方後円墳。AD250-350年頃の築造。日本で最初の前方後円墳。AD200年頃に出現した大規模な祭祀を主目的にした纏向遺跡内にある。年代が邪馬台国と重なっており、卑弥呼の墓との説もある。上空から見た箸墓古墳。きれいな前方後円墳の形がわかる。以下、纏向遺跡の全体図。纏向遺跡は三輪山の信仰と密接に関係している。以下、三輪山。アクセス JR大阪駅から  ■JR大阪駅   16...

全長169mの甲府盆地にある前方後円墳。AD380年頃築造。古事記には、日本武尊が東征の帰路に甲府に立ち寄り「御火焼之老人」と連歌を読みあったとあり、この「御火焼之老人」がこの前方後円墳の被葬者であるとの説もある。アクセス JR東京駅から  ■JR東京駅   40分(中央線中央特快 高尾行)  ■立川駅   71分(かいじ号 甲府行)  ■甲府駅   甲府駅からタクシー 15分泊まる・温泉おすすめ...

径約35mの円墳。石室内に色鮮やかな装飾壁画を持ちます。ホームページが移動しています。この記事はここから

代表的な装飾古墳。築造は、AD550年頃の前方後円墳。全長86m、高さ9.5m。装飾古墳は、古墳の中でも事例少なく、九州と関東、東北地方にみられる。ホームページが移動しています。この記事はここから

築造時期はAD380年~AD430年頃。荏原古墳群(50基あまり)に含まれた古墳。荏原古墳群内では、最大の前方後円墳。ホームページが移動しています。この記事はここから

築造時期はAD550年ごろ。全長138mの前方後円墳。関東最大規模の古墳で、二重の堀で囲まれています。ホームページが移動しています。この記事はここから

page top