金井東裏遺跡情報館 : 近隣のグルメ、温泉情報あり。
金井東裏遺跡は、近くの榛名山が6世紀初頭に大噴火した事によりふもとの古墳時代の集落が火砕流、火山灰に埋もれてできた遺跡です。
火山灰に埋もれていた事により、1,500年あまり経過した今でも当時の人々の生活が伺える状況で残っています。ゆえに、日本のポンペイともいわれています。
先日は、TBS番組の”世界ふしぎ発見!”でも紹介されています。
この遺跡で最も有名な”鎧を着た古墳人”です。この鎧は当時最高峰の製作技術を使われたものです。古墳人の骨格からその顔も再現されています。
骨格などから日本古来の人ではなく、渡来人の2世か3世であることが判明しています。この鎧を着た古墳人が榛名山に向かって倒れている状況をどう見たらよいでしょうか?
当時の火山噴火は神の怒りや、魔物の仕業と考えられていたので、この地域のリーダが鎧を着て立ち向かっていった状況を想像してしまいます。
当時の足跡も多数残っています。この情報館では、大人から子供まで形取りした足跡を触って実感できます。
ここは馬を多数飼育していたことも分かっており、馬の足跡とそれを引く人の足跡も残っています。
馬に付けて装飾する装飾品です。出土品と復元品です。馬は当時の最先端の移動や戦争に利用する手段で、大陸から伝来されてきて日本でも生産されて始めていました。
この埋もれた集落は馬の生産地と考えられています。関東のこの地域は日本の馬の最大生産地でもありました。この遺跡のある群馬県の命名の由来でもあります。
当時、大噴火した榛名山全景。今後も噴火する可能性はあるのでしょうか?
アクセス
東京駅から
■JR東京駅
49分(上越新幹線とき 新潟行)
■高崎駅
24分(吾妻線 長野原草津口行)
■渋川駅
渋川駅からタクシー15分
泊まる・温泉
近くの道の駅にあるよしおか温泉。手軽に温泉につかれるし、地元の食材も購入できます。
グルメ
近隣の趣ある時代屋。ランチはとても豪華でおいしいです。