桜井市立埋蔵文化財センター

桜井市立埋蔵文化財センター:邪馬台国との説もある纏向遺跡の発掘品が豊富に展示

奈良県桜井市は、近年、発掘による新しい発見が次々となされ、注目を浴びています。
この埋蔵文化財センターでは、その纏向遺跡の発掘成果が多く展示されています。
以下は、纏向遺跡全体を示した当時(AD220年頃)の地形図です。
三つの大型建物が発掘された位置と復元模型を示しています。卑弥呼の館との説もあります。
箸墓古墳は卑弥呼の墓との説もあります。
ホケノ山古墳は、箸墓古墳が造営される前、前方後円墳の先駆けとなるホタテ貝型の古墳として注目されています。

 

このユニークな木製仮面もこの纏向遺跡から発掘されました。
この仮面は祭祀に利用されていたと考えられます。
この木製仮面のユニークさは、その制作方法にもあります。木製の鍬から転用されたと考えられます。

 

この盾持人埴輪は、纏向遺跡内の茅原大墓古墳に樹立されていました。盾持人埴輪は全国に例がありますが
この埴輪が最古級のもので、ここから全国に広がったとも考えられます。

 

これは、纏向遺跡から出土した土器の比率です。纏向遺跡の特徴は全国の土器が出土している事です。
この事実から、全国の主要勢力によって成立した都市と考えられており、魏志倭人伝に卑弥呼を共立した
との記述と関連づける説もあります。

 

 

アクセス

 JR大阪駅から

  ■JR大阪駅

   16分(大阪環状線 京橋方面)

  ■鶴橋駅

   44分(近鉄大阪線 急行 五十鈴川行)

  ■桜井駅

   2分(桜井線 奈良行)

  ■三輪駅

   三輪駅から徒歩15分

 

泊まる・温泉

 

グルメ


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