さきたま史跡の博物館の”さきたま”は、埼玉県の”さいたま”の昔の読み方です。さきたま古墳公園にある博物館です。多くの埴輪が出土しており、展示されています。一番、右の埴輪は、”琴を弾く埴輪”。当時から琴が利用されていたのですね。ホームページが移動しています。この記事はここから
博物館記事一覧
金井東裏遺跡は、近くの榛名山が6世紀初頭に大噴火した事によりふもとの古墳時代の集落が火砕流、火山灰に埋もれてできた遺跡です。火山灰に埋もれていた事により、1,500年あまり経過した今でも当時の人々の生活が伺える状況で残っています。ゆえに、日本のポンペイともいわれています。先日は、TBS番組の”世界ふしぎ発見!”でも紹介されています。この遺跡で最も有名な”鎧を着た古墳人”です。この鎧は当時最高峰の製...
旧鹿児島城内ある博物館。近くには西郷隆盛終焉の地の洞窟があります。先史・古代から現代にいたるまでの鹿児島の歴史が見ることができます。志布志内城の最盛期(1574年頃)の模型です。幾度も城主が変わる中、肝付氏が城主のころのものです。非常に精巧にできており目を見張る模型でした。ホームページが移動しています。この記事はここから
江戸東京博物館。毎年、文化庁主催の”発掘された日本列島”のイベントが全国に先駆けてここで開催されます。今年も開催されてました。今年の目玉の一つが、以下の日本最古の鉄製のカンナです。石川県小松市にある八日市地方遺跡から発掘されました。日本で鉄器の生産が始まる前の弥生時代中期のものです。したがって、大陸からもたらされた、当時としてはとても貴重な品です。多数の木製品も出土していることから、このカンナを活...
考古学が盛んな明治大学の博物館。縄文~古墳時代の展示も豊富にあります。常設展示も見どころがありますが、企画展示も興味深いものが多数ありますので明治大学博物館のURLチェックして行ってみよう。埴輪展示もレプリカを使って大きくて分かりやすく展示してあります。古墳時代に多く埋葬された副葬品の環頭太刀。実際の発掘された太刀の展示だけだと、柄の部分だけだったり、刀が錆びてボロボロで当時の状態が想像が難しいで...
この資料室近辺にある、多摩川沿いの荏原古墳群(50基あまり)から発掘された資料が展示されています。この近辺は、武蔵国造の乱で敗退した小杵(おき)の勢力範囲で、この荏原古墳群は、その一族のものと考えられています。ホームページが移動しています。この記事はここから
国学院大学の博物館。縄文~古墳時代の古代展示が充実してます。企画展示も頻繁に行われていますのでホームページチェックしましょう。色々な種類の縄文時代の土偶。縄文時代の遺物が年代毎に、石棒から火焔型土器、遮光器土偶と複雑化し、表現力も豊かになっていくことが分かります。古墳時代の武人の埴輪。アクセス JR東京駅から ■JR東京駅 26分(山手線 品川方面行) ■渋谷駅 渋谷駅より徒歩15分泊...
茨城県では、霞ケ浦を中心に縄文時代の貝塚が多数発見されており、海の恵みを活用した豊かな暮らしを実現していたと考えられます。茨城県内から発掘されたユニークな土偶が展示されています。3世紀の終わりごろから、南関東や東海地方から人々が移住してきたと考えられています。方形周溝墓は新しく移住してきた人々によって造られたものと考えられています。以下は、そんな方形周溝墓から出土したユニークな壺棺です。古墳時代は...
ICU(国際基督教大学)内にある博物館。旧石器時代から縄文時代の展示品が豊富にあります。旧ICU敷地内から発掘された多数の土器が見どころです。以下のように、ICU近隣は野川が流れており、古代の遺跡がこの野川沿いに多数発見されています。当時は、川の恵みを享受でき、とても住みやすい場所だったのでしょうね。ICU敷地内から発見された竪穴式住居跡から発掘された縄文土器。ICU敷地内から発掘された「クッキー...
板橋区の郷土資料館。板橋区内から発掘された縄文弥生の展示品が見れます。板橋区内にある旧石器時代から縄文時代にかけた遺跡の分布です。荒川の段丘沿いに分布しており、当時の人々が川の恵みを活用して生活していたことが分かります。この資料館の目玉の勾玉です。弥生時代のものでヒスイ製で、日本最大級の大きさです。右の写真でその大きさが分かります。この当時、ヒスイは非常に貴重な石材で、関東近辺の産出地は、新潟県糸...
福岡県、筑紫野市の歴史博物館。古代展示が充実しています。弥生時代、このような甕棺墓は、九州北部で盛んに作られました。弥生時代の貝輪。これは、ゴホウラという貝から作られています。この貝は奄美群島以南で生息する貝で、この時期に沖縄諸島で貝輪が大量に加工していた遺跡が発掘されていることから沖縄から流通したものと考えられます。この時期、既に沖縄との交流が盛んであった事が分かると同時に、この貝輪とともに埋葬...
厚木市にある郷土資料館。2019年開館の新しい博物館です。相模川沿いは、古代の遺跡が多くあり、その出土品が気軽に見れます。まずは、縄文時代の出土品。私のおすすめは、注口土器です。縄文時代にすでにこのような精巧な土器が製作されていたとは驚きです。次は、弥生時代の出土品。神奈川県地域は弥生時代に東海地方からの移住、交流が行われていたと考えられます。(神崎遺跡の記事参照)出土した家型埴輪は、東海地方から...
千葉県立房総のむらにある資料館。龍角寺古墳群の発掘資料を詳しく見る事ができます。龍角寺古墳群はAD500年頃からAD700年頃に築造された古墳群です。その当時の千葉県内の国造の勢力図は以下の通りです。龍角寺古墳群はこの中の印波国造の一族のものと考えられています。この龍角寺古墳群の中で特徴的な101号古墳から出土した埴輪が多数展示されています。龍角寺古墳群の中で最大規模の前方後円墳である浅間山古墳か...
大阪歴史博物館。NHK大阪局のすぐ隣にあります。10階建ての大型博物館で7階から10階までの4フロアが常設展示、そのうち10階1フロアが古代に割り当てられており豊富な遺跡が鑑賞できます。ホームページが移動しています。この記事はここから
狭山市内の縄文、弥生、古墳時代の遺物が多く展示されていて、見ごたえがあります。入口にはマンモスの骨格も展示されています。縄文土器の企画展示をやっていたので紹介します。以下、土器の種類です。焼町式、馬高式の土器は、火焔式土器とよばれ、新潟県で最も多く出土しています。とてもダイナミックな造形で、5,000年前の人たちも非常に繊細な感性を持っていたと思います。大木式は、東北地方で多く出土します。勝坂式、...
福岡市の博物館。見どころ満載の博物館ですが、古墳時代までの展示で興味深いものを紹介します。まずは、有名な国宝の金印、漢委奴国王印が間近に見られます。時々、どこかに出張展示に行っている時があるので見たい場合は確認してから行ってください。この金印、”封泥”用と見られており、重要物品を送るときに写真のような封をする為に活用されました。ホームページが移動しています。この記事はここから
奈良県桜井市は、近年、発掘による新しい発見が次々となされ、注目を浴びています。この埋蔵文化財センターでは、その纏向遺跡の発掘成果が多く展示されています。以下は、纏向遺跡全体を示した当時(AD220年頃)の地形図です。三つの大型建物が発掘された位置と復元模型を示しています。卑弥呼の館との説もあります。箸墓古墳は卑弥呼の墓との説もあります。ホケノ山古墳は、箸墓古墳が造営される前、前方後円墳の先駆けとな...
北海道の縄文時代も土偶が祭祀に活用されていたようです。ホームページが移動しています。この記事はここから
1964年開館、建築家 前川國男氏の設計による由緒ある博物館です。世田谷区の縄文、弥生時代の土器、古墳時代の古墳の説明などが豊富にあり見ごたえあります。世田谷区内にある復元された野毛王塚古墳の模型もあり分かりやすいです。世田谷区で発掘された縄文土器。縄文時代中期のもの。世田谷区の縄文遺跡は中期のものがほとんど。早期と晩期はみられない。中期に繁栄して、寒冷化が進んだ晩期にはほとんど見られなくなった模...
清瀬市郷土博物館。2019/11/2-24 「柳瀬川縄文ロマン展」が実施されていました。興味深い内容ですので紹介いたします。特に縄文土器の文様についての解析はとても興味深いものです。ホームページが移動しています。この記事はここから
日本の歴史を旧石器時代から近現代まで幅広く紹介しています。とても見ごたえあり、全てを観覧するのは、1日では難しいです。このホームページが焦点に当てている時代は、縄文、弥生、古墳時代なので縄文、弥生の代表的な展示を紹介します。縄文時代の土器です。人面の取っ手がついていたり、縄文時代に製作されたとは思えない香炉型の土器が見れます。縄文時代の土偶です。美術的な価値の感じられるものを紹介いたします。弥生時...